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扇風機修理その1

先日知人の引越しの関係で扇風機を入手しました。2011年製の扇風機です。
震災の時に購入したのですが、今じゃ調子も悪いし転居先では不要になったそうな。

IMG_8745.jpg

自宅では扇風機は不足しているので喜んで持ち帰ってきたのですが
動かしてみると確かに調子が悪いですね。

・羽の動きが渋い(スイッチをOFFにするとすぐに羽が止まる)
・中でシュルシュルと摺れる音がする

モーター周りがおかしくなっているのでしょうか。
って事でちょっと遊んでみました。(^^;


まずはカバーの分解。

カバーの中は埃がいっぱい溜まっています。
下手に埃を飛ばしたらくしゃみが止まらなくなりそうです。
IMG_8709.jpg

とりあえずモータまで分解しました。
IMG_8713.jpg

見るとシャフトの軸受けの部分が焼けてますね(^^;
IMG_8714.jpg

軸受けの内部もカラカラに乾いてます。
IMG_8716_001.jpg

出ている症状の原因はオイル切れですね(^^;
どこまで直るか解りませんがグリスアップしてみましょう。


まずはシャフト部分。焼けている部分を#1500のサンドペーパーに
CRC-556を侵して軽くこすり、その後からピカールで仕上げ。
焼けていた部分が綺麗になりました。
IMG_8721.jpg

次に軸受け部分。解り辛いですがフエルトのようなスポンジが入っていて
そこをオイルでヒタヒタにしておくことで焼きつかないようにしている作りです。
IMG_8731_001.jpg

まずシャフトが当たる軸受けの内部に機械用のオイルをたっぷり注油。
次にフエルト部分にもオイル流し込んでみましたが
フエルトがオイルを吸い取っているようには見えにくい・・・ですねぇ。
大外のカバー部分が黄色くコーキングされているので外に漏れることはないだろうと思い
大外のカバー内部にもオイルを注油しておきました。(本当にこれでいいのか?)

もしそれでも再度焼きつくようなら・・・直接軸受けの部分に
モリブデングリスでも使いますかね。

軸受けは前と後ろの2箇所にあり、双方とも同じようにグリスアップしました。
とりあえずモーター周りのオーバーホールは一旦これでOK。



次はネジの補修です。
最初の分解のときに首振り用のアーム部分を
止めているネジを折ってしまったんですよ。

IMG_8728.jpg

樹脂相手のボルトが折れる???おかしいと思ったら・・・なんと逆ネジ(爆)
作りを考えたら逆ネジなのも納得しますが分解時は思いもしなかったです。orz
IMG_8730.jpg

首振りのアームを固定しているだけの単純なネジなので、
少々径が大きい普通のネジをねじ込んで固定すれば良いでしょう。
工具箱を漁っていたら丁度よさそうなネジが見つかりました。
IMG_8736.jpg

試しに止めてみたら丁度良さそうです。
もし緩んで頻繁に外れるようならボルトを通しましょう。
IMG_8737.jpg



とりあえずこれで一旦組み上げてみました。渋い動きも解消され
スムーズに羽が回るようになり、スイッチをOFFにしても直ぐに止まりません。
当初あった異音も随分なくなりました。なかなか良い感じです。
IMG_8732.jpg


しかし音をよく聞いてみると首振りのメカの方から若干カリカリと音がしてます。
なので首振り部分もオーバーホールしてみます。

因みに首振りのメカが格納されている黒いカバーを外すときは
首振りスイッチの軸を抑えながら黒いカバーを外すのがコツ。

首振りスイッチが上がった状態で黒いカバーを外すと
中のスプリングやボールベアリングなどの部品が飛び出してしまい
散らばった部品を探すことになります。というか・・・なりました(笑)
IMG_8738.jpg

作りを見ると羽のモータの回転をギアで減速して首振り用のアームを動かす仕組みです。
因みにこの白い軸を抜く場合、グリスのついている白いギアも一緒に引き上げないと
スプリングとボールベアリングが飛び出すわけで(笑)
IMG_8739.jpg

軸の部分の作りはこんな感じです。
IMG_8741.jpg

とりあえず分解も出来たので古いグリスを除去し再度グリスアップしました。
IMG_8744.jpg


再度組み上げてみたところ、首振りのメカ部分からの音は完全に消えないですが
より静かによりスムーズに首を振るようになりました。

IMG_8745.jpg


今回扇風機は初めてでしたが良い勉強をさせてもらいました。
家にある他の扇風機も見てみたいですね。

以上、内容的には扇風機の修理、というよりオーバーホールでした。
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